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冬の間に各地で開催していたお料理教室。
恒例になった鎌倉での様子です。 普段からマクロビオティックの料理教室を開催しているtoricotさんが主催。 先月上旬に行いました。 高台にある素敵な一軒家。 天井が高く窓が大きくて鎌倉の街並みを見下ろせるロケーション。 暖炉があって広くて素敵なオープンキッチンは 料理教室に最適な空間です。 まるでどこかのペンションのよう。 今回もデモンストレーション中心の内容。 養生園で普段お出ししている料理をメインに 参加者の皆さんに楽しんでもらいます。 料理教室スタート前の様子。 会場にゲストが続々とやってきました。 私も盛りあがってきます。メニュー決めや打ち合わせ、レシピ作りや食材の準備、 前日から始まる仕込みから当日の段取りのすり合わせなど 準備が一番大変。 でもそのおかげで当日はとてもスムーズに進行。 単に作り方の説明や食材の効能だけでなく 心を満たすもの、それを感じてほしい。 まず私が満ちてくる。
話しながら、対話しながら、迷いなく一点に集中している時、まさに幸せ。 今回もまた幸せを実感です。 さてこの日のメニューのひとつ、 自宅でも気軽に作ることのできる簡単な副菜の紹介。 こちらが材料です。 赤く見えているものは赤い大根を千切りにして乾燥させたもの。 主催者の赤城さん手作りのものです。 養生園でもよく作る一品。 切干大根を梅酢を加えたりんごジュースにひたすだけ。 炒ってすった白胡麻や海藻をたっぷり加えて春向けにしています。 赤い大根の切干大根に酸が加わることにより こんな鮮やかな色に変化しました。 甘酸っぱさがあとをひく美味しさ。 これも簡単に作れる副菜のひとつ。 海藻のふのりをそのままトッピングにして盛りつけ。 にんにくの香りが響く味わいに 塩炒めの蓮根やふのりがよく合います。 彩りが鮮やか。好対照の副菜たち。 メインはこちら。 オーブンで焼いて熱々の状態で召し上がってもらいます。 一番上にはもちきび粉で作るチーズ風の豆乳クリーム。 焦げめがまるでとろけるチーズみたい。 とろりとした濃厚なソースがからまって食べ応えばつぐん。 すり白胡麻をトッピング。 器がとても可愛らしくて素敵。 同じものが食べられます。 こちらはそのプレート。全ての料理が盛り合わせ。 人参のポタージュスープを添えて…。 さてお待ちかねの試食の時間です。 レシピだけでなく出来上がりを記録しておきたいですよね。 皆さん、真剣な様子。 実際にその味を確かめながら楽しんでもらいます。 皆さん、食欲旺盛(もちろん私も…)。 個性のある味わいなので満足感が高く ご飯よりもお酒に合うかも…。 そしてそれを日常生活を彩る糧にしてもらえたら…。 そしてデザート。 お豆腐クリームで甘栗を包みこみ その上からさつま芋クリームでデコレーション。 シンプルな器に美しく映える「さつま芋のモンブラン風」。 食べてしまうのがもったいないくらい。 今回デザートがもう一品。 りんごジュースのゼリーをクラッシュしたものと 定番の煮りんごをガラスの器に盛り合わせました。 ミントを添えて出来上がり。 あ~なんて贅沢。 ちなみにモンブランは途中から栗が顔をだします。 こんな感じ。 番茶が合います。 素敵なティータイム。 皆さま、ありがとうございました。 昨年や一昨年から連続のご参加の方々もいて お会いする度に元気をもらいます。 かけがえのないひととき。 とても楽しい時間をありがとうございました。 そして強力なスタッフ。 今回の鎌倉の会場を提供して頂いた主催の赤城先生。 こんな豪華な料理教室はめったにありません。 もうどんなメニューでも作ることができます。 今回もまた大変お世話になりました。 私の力不足の面をサポートしていただき心から感謝しています。 またお手伝いして頂いたたくさんのスタッフの方との語らいも毎日とても楽しくて 鎌倉での日々は今までにない癒しのひとときでした。 ありがとうございました。 回数を重ねるごとに少しづつ肩の力が抜けて 楽しんでいる自分に気がつきます。 年齢を重ねてきて初めて知る自分の一面は 旬の食材と同じくらい新鮮。 そんな貴重な場を与えて頂いていることに 本当に感謝です。 たくさんのゲストの方々にお会いしたい。 また次回の冬の開催がとても楽しみです。 ありがとうございました。 明日も皆さんにとって 良い一日になりますように。 大地の恵みに感謝…!
by yayoinomoto
| 2015-04-03 22:57
| 料理
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