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今週の月曜から水曜までの三日間
養生園にて春の野草料理教室を開催。 前日の日曜は前々回のブログの通り 4月にしては記録的な積雪。 朝起きたらびっくり。 氷点下まで気温は下がるし、 雪はずっと止まないし、 どうなることやらと気をもんでいました。 それでも当日には雪はほとんど溶けて消えて 青空が広がっていました。 去年から開始した春の野草料理教室。 安曇野の美しい春を五感で楽しんでもらう内容です。 調理実習の前にはスタッフと一緒に 養生園の周りを野草摘みしながら散歩です。 かんぞうを摘んでいます。 ユリ科の植物で多年草。 この辺はもう至る所に生えています。 ニラのような長細い形。 ちょっとした採取のコツを伝授。 青空のもとみんなで野草摘み。 つい夢中になってしまいます。 後ろに見えるのは有明山神社の桜。 急に冷え込んだのでまだ桜が残っていてラッキー。 森のカフェのキッチンで早速実習です。 さきほどみんなで摘んできた野草たち。 新鮮でいきいきしています。 かんぞう、スギナ、よもぎ、ユキノシタ。 馴染みのあるものも多く、どんな料理になるのかワクワクです。 今回は特に和え物を中心に行いました。 野草を青菜に変えればいくらでも応用がききます。 手軽に作れるのが一番ですよね。 参加者皆さんの穏やかな雰囲気がとてもやりやすくて 今回初めて会ったばかりの方々とは思えないほど 終始、とても仲が良くて和気あいあいとしたムードで進めることができました。 野草のアク抜きの仕方にはいくつかありますが アクの少ないものは塩茹でして冷水にさらすだけでOK。 さぁ、これから茹でます。 それにしても皆さんの熱心な傾聴姿勢には 本当に頭が下がります。 私もほど良い緊張感に包まれます。 かんぞうを茹でているところ。 さっと塩茹でした後は冷水につけてアク抜き。 シンプルなことでも実際見るととても新鮮。 気づきや発見が得られます。 アク抜きで一番てっとり早いのは「揚げる」です。 朝摘みの野草の天ぷらを作るところ。 なんて贅沢なんでしょう! 美味しくカラッと揚げるコツを説明。 油の温度、使う水や粉のこと、 実際に揚げる際に気をつけること、など詳しく説明。 一度習得したらあとは簡単。 どんどんと天ぷらが出来上がります。 盛りつけもテキパキと進んでいます。 笹の葉も一緒に採取してもらいました。 葉があるだけでお料理がぐっと引き立ちます。 みんなで分担して楽しく…。 にっこり笑顔。それが一番の美味しさのスパイス。 汁ものも出来上がりました。 さてお待ちかねの試食タイムです。 主食は酵素玄米ご飯。 汁ものは乾燥舞茸と海藻のお吸い物。 とても簡単で美味しいんです。 実習で作った数々の料理たち。 手前には和え物が三品。 先ほどのかんぞうの他、たんぽぽの葉をつかったものや 爽やかな香りのセリなど、どれも個性的なものばかり。 そしてほかの食材に変えていろいろと工夫ができます。 奥には揚げたての天ぷら盛り合わせです。 摘んだ野草以外にも、タラの芽やウドの新芽などもあり 豪華な盛り合わせ。 ついついおかわりしたくなってしまいますね。 こちらは隠れた名脇役。 「スギナふりかけ」。 乾燥させたスギナとゆかり、すり白胡麻を合わせるだけ。 カルシムの宝庫で腎臓の働きを促進してくれるスギナ。 畑では雑草中の雑草ですが、 豊かな生命力はエネルギーの源。 古くは腎臓病のお薬として広く活用されていました。 野草はどれもいわば雑草みたいなもの。 春になったら勝手に生えてきて 私たちに味わいと香りを楽しませてくれます。 野草や山菜特有のアクや苦味は効率よくカラダをゆるめ、 冬の間に溜まった毒素や老廃物を排出する働きがあります。 あ~なんて有り難い。 この時期に食べるからこそ意味のあるもの。 大地や自然は私たちに余すことなくその恵みを与えてくれます。 生まれてきて、もう何十回と春を体験してきました。 それでも飽きない美しさと美味しさ、 何よりカラダと心に必要な流れが四季には備わっています。 当たり前だけれどとても大切なこと。 それを実感してもらえたらとても嬉しい。 とても充実した二泊三日でした。 終わってしまうのが本当に残念に感じるほどです。 次回のブログは引き続き 野草を使ったスイーツ作りや安曇野散策を紹介します。 どうぞお楽しみに…! 明日も皆さんにとって 良い一日になりますように。 大地の恵みに感謝…!
by yayoinomoto
| 2013-04-27 21:09
| 料理
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